誰も寝てはならぬ。


打ち合わせの帰り道、渋谷を通ったので、
久しぶりにガンダムカードビルダーを、
2クレジットだけ遊ぶ。



たまには、そんなに遅くならずに帰ろうと、
カミサンにカエルコール。

ふと、立ち止まったスクランブル交差点。

巨大ビジョンから鳴り響くメロディは、
『誰も寝てはならぬ』



ふと、目を落とすと、
そこには、市井ではなかなか見られぬほど、
整った(つまりキャバじゃなくタレントの)
レベルでの可愛い女子が、
隣りに佇む、少し異常なほど背の低い男子と、
楽しそうに談笑していた。



その男子、

「ん? どこかで見た顔…。知り合い?」



知り合いではなかった。



なべやかん氏であった。






さすが軍団。

さすが七光り。



お笑いブームとはいえ、
滅多にテレビでは見ないやかん氏だが、
芸人パワーは健在だ。



最近、「若い頃、よしもとの養成所でもいけば、
もう少し楽に撃墜数を増やせたろうに」と、
夜な夜な歯がみする僕にとって、

「芸人」+「七光り」

を兼ね備えたやかん氏は、
三田佳子次男やヒルトン姉妹と並ぶ憧れの存在。



美女をはべらかすやかん氏に、
数瞬憧れのまなざしを送る僕。





彼の芸名の由来は、
わざわざ替え玉してまで受けた大学の学部が、
夜間部だったことによる。
(お湯をわかすヤカンではない)



奇しくも替え玉が発覚して、
彼の入学は取り消されたが、
バレていなければ学び舎を共にした学友。



しかし、学び舎を去った今でも、
夜の勉強を怠らぬ彼のその姿は、
ある意味称賛に値する。



その彼の生き様を称えるかのごとく、

渋谷の夜には、

『誰も寝てはならぬ』

が、いつまでも木霊していた。





女子を巡る旅に終わりなどない。



その美しい夜に、

『誰も寝てはならぬ』



それは、幻ではない。
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by scafloc | 2006-08-01 20:39 | ナイトライフ
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