「ほっ」と。キャンペーン

サバンナにこぼれた血の色は…

ライオンの牝は、
シマウマの雄には目もくれない。

でも、シマウマは、
いつでもライオンが気になるのだ。

食い殺されたくないからじゃない。

恋してるからだ。

いや、むしろ、
いっそ食い殺されたいかもしれない。

愛しいライオンに食い殺されて、
自分の真っ赤なハラワタが、
サバンナの大地に引きずりだされて、
吹き抜ける風と、
大型猫科動物特有の、
ヤスリのようにざらつく舌の感触を、
肋骨の裏側で直接感じながら、
冷たくなっていく身体で、
シマウマはゆっくりと悶えるのだ。



悦びで!
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by scafloc | 2006-08-02 01:00 | ラブ
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