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「そんなもん、俺一人でじゅうぶんだ!」

妻の熱は、インフルエンザだったようで、
けっこう深刻です。



90年代初頭、“子供だまし”というヒエラルキーから、
『ヤマト』、『ガンダム』、『ナウシカ』によって、
ようやっと映像作品としての市民権を得たかに見えたアニメが、
いわゆる「萌え」と「設定過多」、そして宮崎勤という世紀の犯罪者によって、
今度は“マニア愛好物”になっていくことが確実になっていった頃。

その微妙な時代に、そんな時代にだからこそ、
“子供だまし”でもなく、“マニア愛好物”でもない、
ひとつのアニメが生み出された。

『ジャイアントロボ the animation~地球が静止する日~』

僕はロボが大好きだ。
もちろん小林稔侍が出ずっぱりの最終話が涙を誘う実写版ロボも、
子供の頃から何度も再放送を繰り返してみるファンだが、
アニメのロボに関しては、別格の思い入れがある。

物理的にというよりは、制作者たちの精神的姿勢という意味において、
アニメという映像表現の可能性に、半ば絶望の境地に立っていた僕に、
もう一度希望の光を与えてくれ、
「アニメだって捨てたもんじゃない」という可能性をかいま見せてくれたのが
『ジャイアントロボ the animation~地球が静止する日~』だ。

本日、病の妻のたっての希望で、
ちょっと離れたところにある不二家の、そのクリスマスケーキを買いにいった途中、
ふと立ち寄ったおもちゃ屋で、コレが売っているのを発見。即買いした僕であった。

「そんなもん、俺一人でじゅうぶんだ!」_c0001068_3583310.jpg
もちろん箱入りだったので、中身はわからなかったのだが、僕のロボ愛が、このイチバン欲しかったモノを当てさせてくれたのだろう。

これなら、無理やりマテフォに埋め込むよりは、各関節に普通にボールジョイントを埋め込んでやれば、カンタンに可動モデルになりそうだ。問題は間接の色かな?










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ついでに匠魂第4弾と、ソフビ道第2弾が一箱¥200-で二箱だけあったので購入。匠魂第4弾は、キカイダーを狙ったけどコイツが→。ソフビ道にいたっては、一体はライダーマンだからまだよかったが、一体はカメバズーカ……。あんなフォルムじゃ可動体改造も出来ないジャン。

ライダーマンは、マテフォと組み合わせて楽に可動体に出来そう。イナズマンもま、首さえ穴あけて上手くいけば、あとは羽の移植と塗装で、それなりに雰囲気出るんじゃないかな?
by scafloc | 2004-12-26 03:30 | ムーヴィー
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